全国で祀られている神様

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お稲荷さん[宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)]

◆この神様の別称
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
稲荷神(いなりのかみ)

◆この神様の神格・神徳
五穀豊穣・産業興隆・商売繁盛・家内安全・芸能上達など、願いごと全般。
また、百貨店の神・麻雀の神・煙草屋の神としても知られています。

◆この神様が祀られている全国の主な神社
伏見稲荷大社[京都府京都市伏見区深草藪之内町]
祐徳稲荷神社[佐賀県鹿島市]
笠間稲荷神社[茨城県笠間市笠間]
豊川稲荷神社[愛知県豊川市豊川町]
笠森稲荷[東京都台東区谷中]

宇迦之御魂神は、稲を神格化した神様です。
宇迦(うか)は食(うけ)と同意で食物を意味しています。
この神様は八百万神(やおよろずのかみ)の中でも代表的な食物神です。
日本の食物の中心ともいえる稲、つまり主食をもたらすといわれるこの神様の名前が「倉稲魂」と別称されるのもこれらの理由からだといわれています。

この信仰のルーツは、奈良時代に山城国一帯に住んでいた秦(はた)氏という豪族が、自分達の氏神として祀った穀霊神・農耕神でした。
また、稲荷は「稲生る」からきた説もあって、その信仰の根源は百穀のトップである稲霊(穀霊)なのです。
その後、秦氏が力をつけ日本全国に勢力拡大していったと同時に、稲荷神の信仰圏も拡がった際に、古くから信仰されてきた穀霊神の宇迦之御魂神と結びついたと考えられています。

多くの食物神の中でも一番の霊威とされている宇迦之御魂神は、他の稲荷神を祀っている神社の様々な祭神と同一人物と考えられている場合が多いようです。

現在の全国各地にある稲荷神社の数は約3万2千社で、名もないような小さな神社まで含めたら4万~5万もあるといわれています。
日本の三大稲荷は、京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷、茨城の笠間稲荷または、愛知の豊川稲荷です。



お伊勢さま・神明さま[天照大神(あまてらすおおみかみ)]

◆この神様の別称
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
天照皇大神(あまてらすすめらおおみかみ)

◆この神様の神格・神徳
太陽神、皇祖神、日本の総氏神といわれます。
あらゆる神徳を発揮する万能の神様です。

◆この神様が祀られている全国の主な神社
伊勢神宮・内宮(皇大神宮)[三重県伊勢市]
その他全国の皇太神社、神明社

昔は何処の家でも神棚に伊勢神宮の御札が祀られ、ハレの日には「天照坐皇御神(あまてらしますすめらおおみかみ)」の掛軸が掛けられていました。
このように日本の文化に深く浸透した神様です。
さらに八百万の神々の中でも最上位に位置する神様の一人でもあることから、日本の総氏神ともいわれています。

名前の「天照」とは文字の通り「天に照り輝く太陽」を意味し、太陽神の女神とされています。
また日本の皇室の祖神としても祀られています。

天照大神(あまてらすおおみかみ)にまつわる神話の中でも有名なのが「天岩戸隠れ」です。
この神話の内容は、地上の全ての生命力が太陽エネルギーを失うと衰退してしまうというお話です。
逆に言えば、天照大神(あまてらすおおみかみ)が現れると太陽エネルギーがよみがえり、地上の全ての生命力が復活するということなのです。

天照大神(あまてらすおおみかみ)の霊力は、何事にも打ち勝つ勇気や精神力を高め、生きる力を与えてくれるものです。
伊勢神宮の神霊は、俗に「お伊勢さま」と呼ばれています。
この伊勢神宮の神霊を分祀して祀り神社のことを神明社といい、そこから「神明さま」と呼ばれたりしている神様です。



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