賀茂(加茂・鴨)社系[賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)]

◆この神様の別称
賀茂大神(かものおおかみ)
加(可)茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)

◆この神様の神格・神徳
神格:治水神、農業神
神徳:諸災厄除け・開運の神、祈雨、止雨、河川、農事、産業の守護神など

◆この神様が祀られている全国の主な神社
賀茂別雷神社[京都府京都市北区上賀茂本山]
賀茂神社[福井県丹生郡清水町]
加茂神社[栃木県那須郡南那須町]
賀茂神社[群馬県桐生市広沢町]
賀茂神社[兵庫県洲本市上加茂]
加茂神社[高知県幡多郡大方町]
その他全国の賀茂(加茂)神社・雷神社・雷電神社など

賀茂別雷神は、本性が雷神で農業に関係する雨と治水をつかさどる神として霊力を発揮します。
神名の雷は「神鳴り」を意味し、「別雷」とは「若い雷」で若々しいエネルギーを備えた「神鳴り」ということになります。
古来から雷神は水をつかさどる龍神として想像されてきました。
雷は降雨をもたらす力をもち、水の恵みをコントロールすることによって農作物をすくすくと成長させる霊力を発揮します。

賀茂別雷神が大いに神威を発揮したのは、賀茂祭の起源を記した『山城国風土記』逸文に伝わっています。
欽明天皇(五三九~五七一)の時代に、天候不順に災いされて作物の成育が悪く、農民の憂い激しいことを心配した天皇が神官に占わせたところ、賀茂大神の崇りであることが分かりました。
そこで賀茂大神の祭祀を行うと、天候不順はなくなり晴雨のリズムが回復し無事に五穀が実って豊作となりました。
それ以来、賀茂神は、祈雨止雨、河川・治水神、さらに農業、産業の守護神として崇敬を集めるようになったといわれています。

また一般的には、京都の賀茂社といえば、昔から賀茂別雷神社(上賀茂神社)と賀茂武角身(かもたけつのみ)を祭神とする賀茂御祖神社(下鴨神社)の二社をさします。

「志摩町の神社~神社に祀られる神様のご利益~」へのトラックバック

トラックバックURL:
http://www.kazumino.net/mt/mt-tb.cgi/286