こんな時代だから神だのみ!?
侘びや寂びや人情が薄れたこの世の中、信じられるのは神様だけかも・・・

ただ単に神社を紹介しているだけではありません。
日本の有名な神様とそのご利益、またご利益別に神様を紹介しています。
さらに神社や神様に関する用語、神社参拝の作法についても載せていますよ。

さあ!近所の神社へお参りに行ってみましょう!
お住まいの地域の神様に、どんなご利益があるかご存知ですか?



「志摩町の神社~神社に祀られる神様のご利益~」のインフォメーション

  1. 志摩は歴史のある土地
  2. 可也山
    【 糸島富士・筑紫富士・小富士などよばれる 「 可也山 」 】

    志摩町は玄界灘に突き出た糸島半島にあるため、大陸や朝鮮半島との交易をはじめ、
    海を媒体とした他の地域との交流が活発に行われてきました。
    志摩町は古代から海の恩恵に預かってその歴史を築いてきたのです。

    この地域の神社も海に関わりのある神様が多く祀られています。
    海と共に育った志摩町の歴史とそこに祀られている神々の起源を、是非ご堪能ください。

「志摩町の神社~神社に祀られる神様のご利益~」

可也神社

※地図左上の[+]を3回クリックすると、山頂付近に可也神社が出てきます。
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糸島半島の中でも一番高い山が可也山です。
一番高いといったものの、標高は365mなので登ろうと思えば小学生の高学年で1時間もあれば登れる程の山です。
山頂の看板


可也山は見る場所によれば、富士山のようなきれいな尾根をしていることから「糸島富士」や「筑紫富士」、さらには山のふもとの地名にもなっている「小富士」など呼ばれています。

その可也山の山頂付近に「可也神社」があります。
神社の入口
登山道を山頂の方へ登っていくと、神社へ行く道(左側)と山頂へ行く道(右側)に分かれていますが、神社の方へ行っても境内を抜けて再び山頂の方へ行く道に合流できます。


神社の境内
【 神社の境内 】

境内入口右側にある神社の名前が彫ってある石
【 境内入口右側にある神社の名前が彫ってある石 】


境内には小さな祠(ほこら)が祀ってあり、3名の神様の名前が書いてあります。
境内の祠(ほこら)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
神倭磐余彦命(かんやまといわれひこのみこと)
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

それぞれの神様を簡単に説明すると

倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は、五穀豊穣・諸産業繁盛の神様で俗に「お稲荷さん」と呼ばれている神様です。
八百万の神様の中でも代表的な食物神です。

神倭磐余彦命(かんやまといわれひこのみこと)は、海(水)の神・聖母神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)の第四子で、のちの初代天皇で建国の祖とされる神武天皇のことです。

木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は、山の神・火の神・酒造の神で、神話では太陽神である天照大神(あまてらすおおみかみ)を生む神母として描かれています。
日本の木の花を代表する桜の美しさを象徴している神様(女神)です。

神社の境内には殆ど消えかかっている案内板があります。
神社の案内板
この案内板には万葉集にもある大判官の壬生使主宇太麻呂(みぶのおみうたまろ)が作ったともいわれる歌があります。

『草枕 旅を苦しみ 恋ひ居れば 可也の山辺に さ雄鹿鳴くも』

簡単に解釈すると「旅に出たのが苦しいので家を恋しく思っていたら可也の山で牡鹿が鳴いた」という意味のようです。


六所神社

※地図左上の[-]ボタンを押すと広域地図になっていきます。
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志摩町の東の入口にあたる馬場の交差点から、志摩町役場の方へ曲がるとすぐ左手に六所神社があります。
県道沿いから見た神社

階段を上り、境内に入ると正面に神社の社が見えてきます。
神社の境内

その社には「住吉三所大神」・「熊野三所大神」と書かれてあります。
この三所+三所で六所になるのか・・・・と思って見てました。
社の神様の名前


境内の中に神社に関する説明の看板が立てられ、この神社の歴史が記されています。
また看板には六所神社の祭神である、伊弉冊命・速玉男命・事解男命・表筒男命・中筒男命・底筒男命の神々の名前が載っています。
6神・・・・だから六所神社なんでしょうか?
神社の看板

それぞれの神様について調べてみました。

伊弉冊命(いざなみのみこと)は別称:伊邪那美命とも言われ、夫である伊弉諾命(いざなぎのみこと)別称:伊邪那岐命と共に全国的には「お多賀さま」と呼ばれています。
神話の中でも一番最初に出てくる夫婦だということもあり、夫婦婚姻のはじめとか結婚の神様などと言われています。

速玉男命(はやたまおのみこと)は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の吐いた唾から生まれたといわれています。
吐かれた唾が玉のように光って見えたところから「ハヤ=美称=速」「タマ=魂=珠(宝)=玉」とされ、漲る生命力を象徴している神様です。

事解男命(ことさかおのみこと)は、掃き払ったところから生まれたことから「事」を「離(サカ)=解(サカ)<コトサカ=関係を裂く、離縁の意>」から新たな命を授かったので、悪縁消除を象徴している神様です。

伊弉冊命・速玉男命・事解男命の3人が先ほどの「熊野三所大神」なんですね。

そして表筒男命(うわつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・底筒男命(そこつつのおのみこと)は、一般的に「住吉さん」と親しまれている住吉三神です。
古来からこの三神は、航海の神様として霊力を発揮してきました。
また、和歌の神様としても歌人たちの崇敬を集めていたようです。

・・・で、言うまでもありませんが、こちらの表筒男命・中筒男命・底筒男命の3人が先ほどの「住吉三所大神」ですね。


しかし六所神社の「六所」は六柱の神を祀るのではなく、「録所」つまり神社の管理・統括する社であるとする説もあります。


神社の境内には樹齢千年を超える樟の大木が二本あります。
神社の大木

その2本の大きさはそれぞれ胸囲8.5mと7.5m、樹高28mと39mもあり、「熊野神木」・「住吉神木」と呼ばれ県指定天然記念物になっています。
大木の説明看板

木がこれほど大きく成長するには千年以上もかかるんですね。
素人目からみて、小さい方の樟がかなり幹の下の方が傷んでいたように見えました。
歴史ある大樟ですので、大事にしていきたいですね。

境内から西(初の方)へ200~300m行った所にも神社の鳥居が残っています。
神社の鳥居

鳥居にある神社名

神社の境内の広さが以前はかなり大きかったことを感じると共に、六所神社が昔からこの地域の中心だったと考えられます。

その根拠として、この六所神社のある馬場、隣の松隈、前原市に入って由比・津和崎・泊一帯は、正倉院に残る日本最古の戸籍に記載された「大宝二年(702年)筑前国嶋郡川邊里」に比定されています。
本当に由緒正しき神社だといえます。


熊野神社

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志摩町役場から芥屋方面へ行くと左右にお寺が見えてきます。
西小金丸です。
その西小金丸まで行かず左手にそびえ立つ可也山のほうへ曲がると
親山(おやま)という集落です。
親山の中を抜けていくと熊野神社があります。
町道沿いに神社の看板が掲げてあるのでわかりやすいです。
神社の前


境内へ向かう階段を上がって行くと途中にちょっとしたスペースがあり、
そこには縦1m横70~80cmほどの大きな石が2つ並んで立っています。
2つの石

良く見ると右側の石には「猿田彦大神」、左の石には「街大神」と彫ってあります。

猿田彦大神は、猿田彦命(さるたひこのみこと)と言われ全国的にも有名な神様です。
ニニギ尊一行を日向の高千穂まで導いたという神話から「道の神」の信仰があり、交通安全の守護神として警視庁にも祀られています。

街大神については、よくわかりませんでした。
ご存知の方は御教授下さい。


そして、再び階段を上って行きます。
神社の階段


階段を上りきると境内に出ます。
境内の奥にはお社が見えます。
神社の境内


お社の中は、古い絵がたくさん飾ってあります。
お社の中
明治時代のものもいくつかあるようです。
かなり歴史を感じさせられる描写で、しばらく見入ってしまいました。

正面中央の上には「熊野神社」という、これまた年季の入った立派な彫り物が飾られています。
神社の名前


祭神は、熊野社系ということもあり「伊弉冊命(いざなみのみこと)」・速玉男命(はやたまおのみこと)」・「事解男命(ことさかおのみこと)」の、いわゆる熊野三神です。

それぞれの神様について簡単に説明すると・・・・

伊弉冊命(いざなみのみこと)は別称:伊邪那美命とも言われ、夫である伊弉諾命(いざなぎのみこと)別称:伊邪那岐命と共に全国的には「お多賀さま」と呼ばれています。
神話の中でも一番最初に出てくる夫婦だということもあり、夫婦婚姻のはじめとか結婚の神様などと言われています。

速玉男命(はやたまおのみこと)は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の吐いた唾から生まれたといわれています。
吐かれた唾が玉のように光って見えたところから「ハヤ=美称=速」「タマ=魂=珠(宝)=玉」とされ、漲る生命力を象徴している神様です。

事解男命(ことさかおのみこと)は、掃き払ったところから生まれたことから「事」を「離(サカ)=解(サカ)<コトサカ=関係を裂く、離縁の意>」から新たな命を授かったので、悪縁消除を象徴している神様です。


ココにも昔からの長い歴史を感じさせてくれる神社がありました。
下から見た神社